🍷 迷ったらコレ 30秒であなたの1本

WINE REVIEW

🌱 初めて飲むワイン

スパークリングワインの泡、なぜできる? 知ると乾杯が楽しくなる泡の豆知識

スパークリングワインの泡はどこから来るの? 細かい泡と粗い泡の違いは? シャンパンとの関係は? 乾杯がちょっと楽しくなる、泡をめぐる素朴な疑問にやさしく答えます。

グラスの底からきらきらと立ちのぼる、スパークリングワインの泡。見ているだけで気分が上がりますが、「この泡、そもそもどこから来てるの?」と考えたことはありますか。仕組みを知ると、次の乾杯がちょっと楽しくなります。今回は泡にまつわる素朴な疑問を集めました。

泡の正体は「二酸化炭素」

あの泡は、炭酸ガス(二酸化炭素)です。炭酸飲料の泡と同じものですが、スパークリングワインの場合、その作り方に秘密があります。

ワインはブドウの糖を酵母が食べてアルコールに変える「発酵」で生まれます。このとき、アルコールと一緒に二酸化炭素も発生します。ふつうのワインはこのガスを逃がしますが、スパークリングは閉じ込めることで泡を生むのです。

泡の作り方には種類がある

泡の閉じ込め方にはいくつか方法があり、これが価格や味わいの差につながります。

代表的なのが、瓶の中で二度目の発酵をさせて自然にガスを溶け込ませる方法。手間がかかるぶん、きめ細かく上品な泡になります。シャンパンはこの製法の代表格です。

一方、大きなタンクで発酵させる効率的な方法もあり、こちらは手頃な価格で果実味の生きた泡を楽しめます。「どちらが上」ではなく、目的に応じた使い分けです。

細かい泡と粗い泡、何が違う?

グラスに注いだとき、泡が細かくきめ細やかなものと、大きめでシュワっと勢いのあるものがあります。

一般に、瓶内でじっくり時間をかけたものほど泡は細かく、舌ざわりがクリーミーになる傾向があります。泡の立ちのぼり方を眺めるだけでも、そのワインの個性が垣間見えるのです。とはいえ細かさが絶対の優劣ではなく、勢いのある泡には爽快な楽しさがあります。

シャンパンとスパークリングは何が違う?

「シャンパン」と呼べるのは、フランスのシャンパーニュ地方で、決められた製法で造られた泡だけです。それ以外の地域や国の泡は、たとえ同じ製法でも「スパークリングワイン」と呼ばれます。

つまり、シャンパンはスパークリングワインの一種。スペインの「カバ」、イタリアの「スプマンテ(プロセッコなど)」も、地域ごとの呼び名を持つ立派な泡です。シャンパンでなくても、おいしい泡はたくさんあります。

泡を長持ちさせる注ぎ方のコツ

せっかくの泡、できるだけ長く楽しみたいもの。コツは、グラスを少し傾けて内壁を伝わせるように静かに注ぐことです。

勢いよく注ぐと泡が一気に弾けて、早くガスが抜けてしまいます。また、よく冷やしておくとガスが溶けこんだ状態を保ちやすく、泡が長持ちします。冷えていない泡は吹きこぼれやすいので、しっかり冷やすのが鉄則です。

泡のひと粒ひと粒には、造り手の手間と時間が詰まっています。次の乾杯では、立ちのぼる泡を少し眺めてから口に運んでみてください。同じ一杯が、ちょっと特別に感じられるはずです。

🍷 次に読むなら

よくある質問

Q. 開けたスパークリングはどのくらい泡が持つ?

A. 専用ストッパーで栓をして冷蔵すれば、翌日くらいまでは泡を楽しめます。ストッパーが無い場合は当日中に飲みきるのがおすすめ。炭酸は時間とともに必ず抜けていきます。

Q. 泡が抜けてしまったらどうする?

A. そのまま飲んでも問題ありませんが、風味が落ちたと感じたら料理やサングリアに使うのも手です。フルーツを加えれば、最後までおいしく使いきれます。

Q. スパークリングはどんな料理に合う?

A. 揚げものや塩けのあるおつまみと好相性です。泡が口の中をさっぱりさせてくれるので、ポテトチップスやフライドチキンとも驚くほど合います。

スポンサーリンク