WINE REVIEW
ソーヴィニヨン・ブランを4本飲んで分かったこと。柑橘と青い香り、はずれにくい白
これまで当ブログで飲んだソーヴィニヨン・ブラン4本(チリ・ニュージーランド・オーストラリア)から、この品種の特徴をまとめました。グレープフルーツやライムの柑橘と青草の香り、きりっとした酸、4本とも★4だった理由、魚介と合う理由を早見表つきで解説します。
「品種のはなし」の3回目は、ソーヴィニヨン・ブランです。
当ブログで飲んだソーヴィニヨン・ブランは4本。産地はチリ、ニュージーランド、オーストラリアで、値段は約900円から2,112円まで。そして4本とも★4でした。
1回目のピノ・ノワール、2回目のシャルドネもあわせてどうぞ。
ソーヴィニヨン・ブランって、どんなぶどう?
- ふるさとは、フランスのロワールとボルドー:今は、ニュージーランドのものが世界的に有名です
- 名前は「野生」という言葉から:フランス語のソーヴァージュ(野生)が由来と言われています
- カベルネ・ソーヴィニヨンの親のひとつ:赤の王様カベルネは、ソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・フランの子どもです
シャルドネが「造り方で七変化する」品種だったのに対して、ソーヴィニヨン・ブランはどこで造っても品種らしさがはっきり出る品種です。
香りは「柑橘」と「青」

- 柑橘:グレープフルーツ、ライム
- 南国の果物:パッションフルーツ(ニュージーランドで強め)
- 青い香り:青草、ハーブ、レモングラス
4本に共通していたのは、柑橘と青い香りでした。迷ったら「グレープフルーツ」と言えば大丈夫です。
青い香りの正体については、ソーヴィニヨン・ブランの香りはなぜ「青い」?で詳しく書いています。
当ブログで飲んだ4本
| ワイン(産地) | 値段 | 香り | 評価 |
|---|---|---|---|
| コノスル ビシクレタ(チリ) | 約900円 | ライム、ハーブ | ★4 |
| ME(ニュージーランド) | 999円 | パッションフルーツ | ★4 |
| ピーツ・ピュア(オーストラリア) | 約1,000円 | グレープフルーツ、レモングラス | ★4 |
| シレーニ(ニュージーランド) | 2,112円 | グレープフルーツ、青草 | ★4 |
4本とも★4。900円でも2,000円でも、大きく外れませんでした。
ピノ・ノワールは、同じ品種でも★3から★5まで差が出ました。ソーヴィニヨン・ブランは、香りと酸という「品種の個性」がはっきりしているぶん、値段が安くてもはずれにくい品種です。
ニュージーランドの2本は、パッションフルーツの華やかな香りが目立ちました。チリのコノスルは、ライムとハーブ、そしてきりっとした酸が前に出るタイプでした。
これまで合わせた料理
| 料理 | 合わせたワイン |
|---|---|
| シメサバのカルパッチョ風 | ピーツ・ピュア |
| 真鯛とキウイのカルパッチョ | ME |
| 柿と生ハムのカプレーゼ | コノスル |
3回のうち2回が魚介でした。

きりっとした酸が、魚介をさっぱりさせてくれます。シメサバの酢とも、ぶつからずに寄り添いました。酸の強い白には、酸のある料理が合います。

酸の考え方はそのワイン、薄いんじゃなくて「酸」が足りないのかもにまとめています。
保存版・ソーヴィニヨン・ブランの早見表
| 見るところ | ソーヴィニヨン・ブランなら |
|---|---|
| 色 | 淡いレモン色。緑がかることも |
| 香り | グレープフルーツ、ライム、青草 |
| 酸っぱさ | きりっと |
| 温度 | よく冷やして(8〜10度) |
| 合う料理 | 魚介、酢のもの、ハーブを使った料理 |
| 産地 | ニュージーランドは香りが華やか |
迷ったら、魚介と合わせてください。 酸っぱい白が好きな人の、最初の1本にもおすすめです。
まとめ
- ソーヴィニヨン・ブランの香りは、柑橘と青い草
- 酸っぱさはきりっと。よく冷やして飲む
- 当ブログの4本は、4本とも★4。はずれにくい品種
- 魚介と好相性
次の「品種のはなし」では、また別の品種を取り上げます。知りたい品種があれば、Instagramのコメントで教えてください。