🍷 迷ったらコレ 30秒であなたの1本 ⚡

WINE REVIEW

🌱 初めて飲むワイン 🏠 家飲み

カンポフェッロ ガヴィは買い?ロピア800円のイタリア白を正直レビュー

ロピアで800円のイタリアの白、カンポフェッロ ガヴィ(DOCG)を答え合わせ形式でレビュー。レモンと青リンゴ、アーモンドのようなほろ苦さはあるけれど、酸がおだやかでややダレる★3。それでも、赤えびのバジル和えにレモンとアーモンドを足すと、弱点を補って長所が開くペアリングになりました。

Instagramで答え合わせ形式で出題したワインの、詳しい答えです。

今回のワインは、カンポフェッロ ガヴィ。ロピアで800円の、北イタリアの白です。評価は**★3**でした。

当ブログでガヴィを紹介するのは、これが初めてです。

カンポフェッロ ガヴィの基本情報(価格・どこで買える)

  • ワイン名:カンポフェッロ ガヴィ(CAMPOFERRO GAVI)
  • 産地:イタリア・ピエモンテ州 ガヴィ
  • 品種:コルテーゼ
  • 格付け:DOCG
  • タイプ:白・辛口
  • 価格:800円
  • 買った場所:ロピア

「ガヴィ」は、ぶどうの名前ではない

ガヴィは、北イタリア・ピエモンテ州にある町の名前です。ぶどうはコルテーゼという品種で、ラベルには産地の名前が大きく書かれています。

ラベルの「GAVI」の下には、Denominazione di Origine Controllata e Garantitaと書かれていました。略してDOCG。イタリアのワインの格付けで、いちばん上のランクです。その産地で、決められたルールどおりに造られたワインにだけ名乗れます。

イタリアやフランスのワインは、このように産地の名前で呼ばれることがよくあります。ラベルの読み方はワインのラベルはどこを見る?にまとめています。

答え合わせ

質問答え
Q1 色は?② 中くらい
Q2 酸っぱさは?① おだやか
Q3 香りを3つレモン、青リンゴ、ナッツ(アーモンド)
Q4 ★いくつ?★3

これまで当ブログで紹介したイタリアの白と並べると、こうなります。

味の位置マップ。縦軸はフレッシュ(上)とマイルド(下)、横軸はライト(左)とリッチ(右)。ガヴィは右下、ソアーヴェは左上、ビアンコ・ヴェネトはその間にある

上ほどフレッシュ、右ほどリッチです。ガヴィは右下のマイルド側。左上のソアーヴェとは、ちょうど反対の位置にいます。

Q1 色は「中くらい」

はっきりした黄色です。色の見方はワインの色、どこを見ればいい?にまとめています。

Q2 酸っぱさは「おだやか」

★3の理由は、この問題にあります。

口に含むと、ドライで、ややとろみのあるオイリーな舌ざわり。品種らしさもちゃんと出ています。

ただ、酸っぱさがおだやかなぶん、全体の輪郭が少しぼやけて、ややダレた印象でした。そのワイン、薄いんじゃなくて「酸」が足りないのかもで書いた「酸が足りないと、ぼやっとする」の例です。

先日のコノスル ヴィオニエも、酸はおだやかでした。でもヴィオニエは、とろりとした厚みと余韻の苦みで、最後まで締まっていました。ガヴィは濃厚なタイプではないので、酸のおだやかさがそのまま出てしまった印象です。

Q3 香りは「レモン、青リンゴ、ナッツ」

  • 搾りたてのレモン
  • 青リンゴ(口に含むと、おだやかなリンゴの風味)
  • 余韻に、アーモンドのようなほのかな苦み

香りは控えめです。最後のアーモンドのような苦みは、コルテーゼというぶどうの特徴です。ミネラル感もあります。

Q4 評価は★3

品種らしさは出ていますが、ややダレる。単体でじっくり飲むと、物足りなさが残りました。

面白いのは、同じ★3のソアーヴェとの違いです。ソアーヴェは酸はあるけれど薄い。ガヴィはとろみはあるけれど酸がおだやか。マップで反対の位置にいるとおり、★3の理由が正反対でした。

ただし、濃厚ではなく、なめらかで、アクセントになるほろ苦さがある。単体より、魚介の隣で本領を発揮しそうな1本です。

おすすめのペアリング:赤えびのレモンとアーモンドのカルパッチョ

合わせたのは、鮮魚店の角上魚類で買った赤えびのバジル和え(刺身用)です。444円。作業は1分です。

材料(1人前)

  • 赤えびのバジル和え(刺身用・市販のパック)……3〜4尾(約60〜70g)
  • レモン……果汁小さじ1ほど
  • エキストラバージンオリーブオイル……小さじ1/2
  • 粗挽き黒胡椒……少々
  • スライスアーモンド……小さじ1

作り方

  1. 赤えびのバジル和えを、タレごと平皿に並べる
  2. レモンをしぼって、果汁をかける
  3. オリーブオイルを回しかける
  4. 黒胡椒をふる
  5. スライスアーモンドを散らして完成

バジル和えに塩味がついているので、塩は足さなくて大丈夫です。海老は刺身用のものを使ってください。

なぜこの組み合わせが合うのか

1. レモンが、足りない酸を足す

いちばん効いているのはレモンです。単体ではおだやかに感じたワインの輪郭を、料理の側から足したレモンの酸がキュッと引き締めます。ヴィオニエと蒸し牡蠣のときと同じ、「料理で酸を足す」考え方です。

2. とろみと、ねっとりした甘み

ガヴィのとろみのあるオイリーな舌ざわりが、赤えびのねっとりした甘みや、バジルのオイルとなめらかに溶け合います。

3. アーモンドが、余韻を開かせる

スライスアーモンドの香ばしさが重なると、ワインの余韻にあるアーモンドのようなほろ苦さや、リンゴの風味がぐっとはっきりします。

ワインの弱点を料理が補い、長所を引き出す。単体では★3でも、合わせ方しだいでここまで変わります。

こんな人におすすめ

  • 1,000円以下で、イタリアの白を試してみたい人
  • 魚介、とくにお刺身やカルパッチョに合わせる白を探している人
  • 酸っぱい白ワインが苦手な人
  • DOCGのワインを、手頃な値段で飲んでみたい人

まとめ

カンポフェッロ ガヴィは、ロピアで800円の北イタリアの白。レモンと青リンゴ、アーモンドのようなほろ苦さがあり、品種らしさは出ていますが、酸がおだやかでややダレるため★3でした。

それでも、レモンで酸を足し、アーモンドで余韻を重ねると、弱点を補って長所が開くペアリングになりました。

答え合わせ、いくつ当たりましたか。次のワインでも、ぜひ一緒に飲んでみてください。

スポンサーリンク