🍷 迷ったらコレ 30秒であなたの1本 ⚡

WINE REVIEW

🌱 初めて飲むワイン 🏠 家飲み

シャルドネを4本飲んで分かったこと。造り方で七変化する白の代表

これまで当ブログで飲んだシャルドネ4本(チリ・オーストラリア・イタリアの白と泡)から、この品種の特徴をまとめました。香りが控えめだからこそ、樽・樽なし・泡で別のワインになること、揚げ物と相性がいい理由、ラベルでの見分け方を早見表つきで解説します。

「品種のはなし」の2回目は、白ワインの代表、シャルドネです。

当ブログで飲んだシャルドネは4本。そのうち2本は白ワイン、2本はスパークリングワインでした。同じぶどうなのに、4本とも驚くほど違う顔をしていました。

この記事では、その4本から分かったシャルドネの特徴をまとめます。1回目のピノ・ノワールを6本飲んで分かったこともあわせてどうぞ。

シャルドネって、どんなぶどう?

  • ふるさとは、フランスのブルゴーニュ:ピノ・ノワールと同じです。今は世界中で造られています
  • ぶどう自体の香りは、控えめ:だから造り方しだいで、性格が大きく変わります
  • シャンパーニュに使われる主要品種のひとつ:白ワインだけでなく、泡にもなります

香りの強いぶどう(ソーヴィニヨン・ブランやゲヴュルツトラミネールなど)は、どう造ってもその品種らしさがはっきり出ます。シャルドネは反対に、造り手の色に染まりやすいぶどうです。

造り方で、こんなに変わる

黄金色の白ワイン、淡いレモン色の白ワイン、フルートグラスのスパークリングワインを並べた写真

  1. 樽で寝かせると:バニラや黄桃の香り、まろやかなコク
  2. 樽を使わないと:青リンゴや洋梨の香り、すっきりした味
  3. 泡にすると:キメ細かい泡と、シャープな酸

コクのある白が好きなら樽あり、すっきりした白が好きなら樽なし。同じぶどうとは思えないほど、別のワインになります。泡の造り方の違いは泡の違いは?にまとめています。

当ブログで飲んだ4本

ワイン(産地)値段味わい評価
コノスル ビシクレタ(チリ)約900円コク、ほのかなバニラ★4
ジェイコブス・クリーク(オーストラリア)1,200円とろり、樽のバニラ★4
レ・ヴァカンツェ(イタリア)1,097円微発泡、青リンゴ★4
エスパス・オブ・リマリ(チリ)1,300円泡、シャープな酸★4.5

※エスパスはシャルドネ85%、ピノ・ノワール15%のスパークリングワインです。

白の2本は、どちらもまろやかなコクとバニラの香りがありました。ジェイコブス・クリークは色も少し濃いめの黄色で、香りにはっきりと樽のバニラ。ワインの色、どこを見ればいい?で書いた「樽で寝かせた白は黄色が濃くなる」の実例です。

一方、泡の2本はまったく別物です。レ・ヴァカンツェは青リンゴや和梨の香りのやさしい微発泡、エスパスはキメ細かい泡とシャープな酸。いちばん評価が高かったのは、このエスパスでした。

半分に切ったいちじくとマスカルポーネ、フルートグラスのスパークリングワイン

これまで合わせた料理

料理合わせたワイン
カニクリームコロッケコノスル
鶏の塩唐揚げジェイコブス・クリーク
枝豆とコーンの揚げものレ・ヴァカンツェ
いちじくとマスカルポーネエスパス

4回のうち3回が揚げ物でした。

カニクリームコロッケとレモン、黄金色の白ワイン

揚げ物の油を、ワインの酸がすっきり流してくれます。コクのあるシャルドネなら、揚げ物の衣やクリームの重さにも負けません。1本で「受け止める」と「流す」の両方ができるのが、シャルドネの強みです。

保存版・シャルドネの早見表

見るところシャルドネなら
色淡いレモン〜黄金色。樽ありほど濃い
香り樽あり=バニラ、黄桃。樽なし=青リンゴ、洋梨
酸っぱさおだやか〜ほどよい
温度コクのある白は10〜13度、すっきりは8〜10度
合う料理揚げ物、クリーム系、鶏肉
ラベル「樽熟成」「オーク」とあれば、コクのある白

迷ったら、揚げ物と合わせてください。

温度については「適温」で激変するワイン、ラベルの読み方はワインのラベルはどこを見る?で詳しく書きました。

まとめ

  • シャルドネは香りが控えめだから、造り方で七変化する
  • 樽ありはコク、樽なしはすっきり、泡にもなる
  • 当ブログの4本は、白2本と泡2本で、4本とも別の顔
  • 揚げ物と好相性。酸が油を流し、コクが衣を受け止める

次の「品種のはなし」では、また別の品種を取り上げます。知りたい品種があれば、Instagramのコメントで教えてください。

スポンサーリンク